船橋市で地域ねこ活動を行っています。詳しくは本家HP「ふなばし地域ねこ活動」をご覧ください。
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2014年07月05日 (土) | 編集 |
ニャン太を保護したメンバーは、すぐに病院に連れて行きました。

年齢は10歳を超えているだろうとのこと。
歯が悪くなっていたため、体調が整ったら、抜歯と去勢をすることになりました。

簡易ウィルス検査の結果、エイズと判明。
血液検査をしてみましたが、ほかに悪いところは出ませんでした。

neko

検査の結果、なにも出ませんでしたが、
やはり調子があまりよくありません。

くしゃみする度、壁中血だらけになってしまうほど鼻血を出すのでした。
おしっこの量も半端じゃありません。

システムトイレのシートがタポタポになるくらい、大量のおしっこをします。

下痢が続き、ほぼ毎日病院に通うことになりました。

レントゲン、血液検査、エコー・・・。
何も悪い結果が出ません。

病院の先生は、人間の糞尿だらけだった側溝の水を気にしていました。

もしかしたら殺鼠剤でも水に溶けていやしないか・・・と、
毒物検査までしてくださいました。

しかし何も出ませんでした。

メンバー宅の2匹の先住猫たちは、すぐにニャン太を受け入れてくれました。
ニャン太の性格が良かったことも幸いしたようです。

この性格の穏やかさは・・・。
ニャン太が飼い猫だった可能性が高いのではないでしょうか。

ある日忽然と高架線の下に現れたニャン太。
野良猫が多い地域だとして、そこにニャン太を捨てたのではないかと考えています。

ニャン太は、メンバーが保護したから助かったのですが、
誰にも世話してもらえない元飼い猫たちは、
生き術も住む場所もなく、ひもじさに耐え、悲しい思いを抱えながら、
ひっそりと亡くなってしまうのでしょう。


ニャン太の多飲多尿は続きましたが、
治療の甲斐あってか、下痢と鼻血は治まりました。
暖かい場所で栄養のあるものを食べたことが功を成したのかもしれません。

それからしばらくは、穏やかに過ごすことが出来ました。

neko

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし数か月後、ニャン太の調子は急激に悪くなっていきました。

新たに行った検査の結果、ニャン太は糖尿病を患っていました。
インシュリンの投与が始まりました。

そして癲癇の発作を起こすように…。
手足をバタつかせ、ヨダレを流し、目を見開いて、失禁・・・。
ニャン太は止む無くおむつをして生活するようになりました。

neko

毎日毎日、インシュリンを打ち、
癲癇の発作の度に、舌を噛んではいけないと、
口にタオルを噛ませる・・・・メンバーはニャン太と共に戦いました。

体調の良いときは、庭を眺め、風を感じて気持ち良さそうにしていたニャン太。

neko

低体温になり、ひどい発作が起きるたびに入院し、
何度も何度も奇跡の復活を遂げたニャン太。

大食漢で性格の面白い猫、ニャン太。
他の猫にもとっても優しい子。

いったい誰が、ニャン太を捨てたんだろうね。

高架線の下で、やっと与えてもらえた猫ベッドを喜んで使っていたニャン太。
そのベッドが捨てられて、悲しかったね。
悔しかったよね。

6月5日、午前・・・ ニャン太、永眠。

hana
【お世話になった動物病院から届けられた花】

苦しむニャン太・・・安楽死させるという案もありました。
しかしニャン太の澄み切った眼を見ると、
どうしてもその決断はできなかったとメンバーは言います。

ニャン太は亡くなる間際まで、ご飯も食べていました。
そんな風に生きようとしている子を、安楽死させられなかったと。

ニャン太はどこからきて、どんな人生(猫生)を生きたのでしょう。

もっと早く保護してあげられたら良かった・・・
ニャン太が幸せだった時期はあったのだろうか・・・と
メンバーは今でも悔やみます。

どうか・・・動物を捨てないでください。
野良猫が居る場所や山なんかでは生きていけると、
勝手に判断して、動物を見捨てないでください。

人間に育てられた動物は、一人では生きていけません。

捨てられた瞬間、その動物に死ねと言っているも同然なのです。

ニャン太はメンバーにたくさんのメッセージを残してくれました。

ニャン太、安らかに。

【終わり】
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