船橋市で地域ねこ活動を行っています。詳しくは本家HP「ふなばし地域ねこ活動」をご覧ください。
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2012年12月28日 (金) | 編集 |
今年もあと数日を残すのみとなりました。

ふなねこを発足してからと言うもの、
ますます月日の経過が早く感じられるようになりました。

今年もいろんな活動を通して、多くの猫と出会いました。

ここにはすべて書ききれないのですが、
どんな猫と出会ったのか、少し振り返ってみようと思います。

【盲目の猫:のんちゃん】

nonchan2

のんちゃんを知ったのは、ある相談電話でした。

「○○町に盲目の猫が居る。可哀そうなので何とかしてあげてくれないか」

何とかしてくれと言われても、ふなねこでは保護は出来ません。

相談者自らが動く意思のない場合は、
残念ながら、ふなねこではお力にはなれないのですが、
たまたま、その付近の餌やりさんと知り合いでしたので、
餌やりさんに状況を聞いてみることにしました。

その付近の餌やりさん曰く、
「ある人に餌はもらっているけれど、手術できていない。
 目が悪いのにふらふら歩きまわっている。
 オスに追っかけられて、何度も子供を生んでいるけれど
 育てられていないようで、子猫は皆死んでいる」
という情報をもらいました。

その後、またのんちゃんに関する相談を別の方からもいただきました。
しかしその方も、ご高齢という理由から、ご自身では動く様子がありませんでした。

そこで隣町に住むふなねこメンバーOさんが、
のんちゃんの様子を見に行き、
のんちゃんに餌をあげている方と直接コンタクトを取りました。

こんな姿になってもオスに追いかけられ、子供を生み
育てられていないことは、のんちゃんにとっても子猫にとっても
ご近所にとっても不幸であること、
手術をすれば、のんちゃんもご近所も助かるという手術の必要性を
Oさんは根気強く餌やりさんに説明しました。

Oさんは餌やりさんから手術の承諾を得、
術後ものんちゃんのお世話をしてもらえるという
約束を取り付けました。

手術をした時、のんちゃんは妊娠していたそうです。

のんちゃんの今後を考え、Oさんは町会に掛け合い、
町会の役員会の席で、参加者の皆さんに
「のんちゃんを見守ってあげて欲しい」旨をお話しました。

そしてのんちゃんを野良猫から地域猫にするために、
船橋市に団体登録しました。

こうして色んな人に心配されていた「のんちゃん」は
野良猫から地域猫になっていきました。

今、のんちゃんは手術をした為か、外に出歩く事はなくなり、
世話してくれている餌やりさんの広いお庭に作られた猫ハウスで
のんびり暮らしているそうです。

【ご近所に持ち込まれた子猫:びーちゃん】

ふなねこは原則保護はしておりません
しかし、ある日突然、ご近所さんに子猫を持ちこまれたら…。

beeeeeeee

子猫を育てた経験のない方が、育てられるような大きさではありませんでしたし、
こちらが引き取らなければ、元の場所に戻すような事をおっしゃるので、
(母猫が居るかどうかも不明でした。一匹だけ道路に横たわって居たそうです)
他に方法もなく、保護する事になりました。

お腹の弱い子猫でした。何度も何度も病院に通いました。

それでも大変元気な子猫で、食欲も旺盛ですくすく育ちました。
よく「びーびー」鳴いていたので、名前はびーちゃんと名付けました。

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応援してくれたメンバー、里親探しをしてくれた猫仲間のお陰で
素敵な里親さんに巡り合い、元気に卒業していきました。

ここでふなねこからのお願いです。

捨て猫を保護された方は、ご自身で育てて、里親さんを見つけてください。
ふなねこメンバーは、自身が関わった猫で、保護が必要な猫以外は保護していません。

「保護依頼のメールにはお返事しません」とHPにも記載しているにも関わらず、
名前も明記せずに保護を依頼してくる方が居ます。

「なんとかしてやりたい」と考えた方が、行動してくださるようお願い致します。
猫をたらい回しにしないでください。

きつい物言いになりましたが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

【西船橋駅付近に居た:ニャン太】

その猫は駅の付近に住んでいた猫でした。

9月…まだ暑さの残る中、だるそうに横たわり、
高齢なのか栄養不良なのか、毛並みは乱れ、
口からはヨダレをたらし、ガリガリに痩せている猫でした。

nyanta2

ご近所の方から「ニャン太」と呼ばれていました。
人を怖がる様子がないことから、元は飼い猫だったのではないかとのこと。

「あの駅付近に可哀そうな猫が居る…」という相談を受けたメンバーは
地域住民に活動の説明をし、毎晩、餌を与え、周りを清掃し、
汚れた口元をぬぐい、なんとか地域ねこ活動を実践して行こうと努力していました。

(手術は体力が回復してから予定していました)

しかしニャン太の体調が、日に日に悪化して行ったため、
地域猫活動を諦め、自宅に保護することにしました。

「八割れ、尾長で立派な大きな猫が、ここまでボロボロになった姿を見ると、
 ニャン太の生活が悲惨なものだったことを想像します。」

ニャン太はどんな生活を送ってきたのでしょう。
この姿が、野良猫の生活の壮絶さを物語っているようです。

寒くなる前に保護されたニャン太。
エイズキャリアと判明。
毎日、くしゃみと共に血を飛ばすそうです。

でも、保護されて数日でこんなに綺麗になりました。

nyanta

暖かい部屋で年を越せる事が、
ニャン太の弱った体にとって一番の薬になったようです。

「ニャン太を心配してくださった皆さん。
 今でもちょっと体調は良くないけれど、幸せに暮らしています。」


保護したメンバーからの伝言です。

_____________________

【地域猫活動・お勧め記事】

いつもふなねこを応援してくださっている「やまねこさん」からのお勧め記事です。
地域ねこ活動がきちんと理解されていて、わかりやすい文章にまとめられています。

皆さんもお時間のある時に、是非ご覧ください。
*ネット上の記事はすぐに削除される場合が多いので、お早めにご覧ください。
   ↓
「時事ドットコム:猫の殺処分を減らすために」

_____________________

今年も大忙しの一年でした。
動物愛護指導センターとの協働に力を入れた年でした。

地域ねこ活動を啓発・推進・実施するために、
沢山の自治会にお邪魔しました。

その成果もあり、船橋市に団体登録している市民グループの数が
28団体まで増えてきました。

ふなねことセンターが、各地域を回って、活動を啓発していても、
「地域猫?なにそれ?」と言うような言葉は、聞かれなくなったように感じます。

それもこれも、今まで活動を頑張ってくださった皆さんのお陰だと思っています。
地域のための活動、誠に有難うございます。

少しずつ広がりを見せている地域猫活動で、
市内には、自治会単位で団体登録している地域もありますが、
その他は本当に少ない人数で、コツコツ行なわれている活動です。

もっともっと多くの方からの理解と協力が必要です。
来年もふなねこは頑張りますので、変わらぬご支援を宜しくお願い致します。

本年もご支援有難うございました。皆さん、良い年をお迎えください。
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2012年12月17日 (月) | 編集 |
【里親決定!】

tsubaki

名前:椿ちゃん 可愛い女の子

ある公園に捨てられました。人馴れしているので里親募集します。
生後4~5カ月。2キロほどありましたので、不妊手術済み。
血液検査もすべて陰性とのこと。

性格は人間が大好き!でも他の猫との相性は未知数…。
とのことですので、日中にどなたかが御在宅であれば、
一匹飼いが良いのかもしれません。

今はある施設で保護されているとのことです。
里親希望者さんには里親アンケートの実施、誓約書へのサイン、
飼育環境を拝見するお宅訪問などのご協力をいただいております。

保護主はふなねこではありませんが、保護主さんに取り次ぎますので
里親希望者の方は、ふなねこまでご連絡ください。

メアド vines2004jp★yahoo.co.jp (★を@に代えてください)

椿ちゃんが温かい家庭に迎えられますように!

椿ちゃんは里親が決定しました。応援有難うございました。
__________________

【荒川区~台東区を歩いてみました】

テレビでも何度も「猫町」として紹介されている、
荒川区~台東区のある商店街をメンバー4人で訪ねました。
人と猫とが上手く共生できているような印象の情報だったので、
どんな町になっているのかを見て歩きたかったのです。

mike

早速何匹かの猫に出迎えられました。
猫を見かけると「V字カットされているのか」が気になるメンバーです。

arakawaku

なるほど…どこの町にも無責任にエサを与える人が居るようです。
そしてそれに迷惑を感じている人が居る事も、この看板からわかりました。

arakawaku2

この看板は「悪臭!鳴き声!迷惑!」が前面に出ており、
地域ねこ活動に対する協力要請が、後ろに隠れてしまっている印象です。

これでは「野良猫=迷惑な存在」としてしか認識されないように感じます。
果たして上手く共生できているのか、ちょっと不安になる看板です。

もう少し歩いて行くと、
猫グッズや猫にまつわる商品を置く店が多くある商店街に付きました。

kuroneko

この黒猫はとても人に馴れていて、
カメラを構えるとポーズと取っているかのようでした。

kuroneko2

そして同じ黒猫は、「ココが僕の寝床です」と案内してくれました。
シャッターの閉まった店の前にあった猫ベッド。
この子は可愛がられているようです。
瞳もくりくりと大きく、人を信じているような目です。

果たして他の猫にも同じような管理がなされているのでしょうか。

toraneko

人に馴れていない感じの猫も多く居ました。
睾丸も付けたままで手術されていませんでした。
三毛やサビと言ったメス猫の手術はどうなっているのか心配です。

この商店街は「猫と共生している町」としてテレビで紹介され
多くの観光客を呼んでいます。
猫を人間側が利用させてもらうのであれば、
手術やエサやり、糞尿の始末などの管理を行ない、
猫たちが安心して住める町であって欲しいと思います。

そこで荒川区の施策を見てみました。

荒川区HPはコチラ

一時期は「エサやり禁止条例」というおかしな条例で
全国的に物議をかもした荒川区ですが、
野良猫対策としては船橋市と似たようなものを打ち出し
地域ねこ活動を支援しているようです。

荒川区議の小坂英二さんのブログにも
荒川区で頑張るボランティアさん達の様子が見て取れます。

小坂英二さんのブログはコチラ

どこのボランティアさん達も必死に頑張っています。
ですが、それを地元住民や行政がしっかり支えていく体制が取れているでしょうか。
ボランティアばかりが頑張っている地域は、野良猫問題の解決が難しいのです。

一日も早い解決のためには、苦情を言うだけの方々にも手伝っていただきたいのです。
ボランティア達が活動しやすい雰囲気作りをお願いします。
_______________

さて歩き疲れたメンバーがたどり着いたのは、
台東区にある「猫カフェ ねんねこ屋」さん。

レトロな佇まいがホッとさせてくれます。

店内には猫グッズが所狭しと並べられ、
その先には炬燵も置かれた猫カフェがありました。

皆で美味しく猫カレーをいただきました。
猫カレー

デザートの白玉が猫の足裏になっていました。

猫の手白玉

細かいところまで猫・猫・猫。
オーナーさんの心意気が伝わってきます。

スープもカレーもデザートも美味しくいただきました。

世界中の猫が幸せに暮らせる事を祈った一日でした。
2012年12月07日 (金) | 編集 |
「わー!野良猫が沢山いる!どうしよう!?」

外にいる猫
(文章と画像は関係ありません)

街を歩いていると野良猫が沢山いて、
なんだか心配になってしまう場面に出くわすことがあります。

「どうにかしてあげたい…」という相談が
ふなねこにも多く寄せられます。
その場合、ふなねこから相談者に以下のような質問します。

「その猫たちをどうしてあげたいですか?」

「どうしてあげたいか」のか、
はっきり決まっていない状態で、相談してくる方も多いのですが、
ふなねこが全ての猫を保護したり、
全国で地域ねこ活動を実践するわけでもありませんので、
相談者の方が【率先して何かしてあげる(活動する)】しかありません。

ふなねこに相談される時は、
「保護してあげたい」のか「地域猫にしてあげたい」のか
はっきりと意思表示をお願いします。

「保護したい」とお考えであれば、それに沿った内容の
アドバイスが出来ると思います。

「地域猫にしてあげたい」のであれば、それに沿ったアドバイスが出来ます。

野良猫を見て「何かしてあげたい」「何とかしなくてはならない」と考えた方が
自ら活動できるよう、ふなねこはお手伝いしています。

ふなねこに相談される方の多くが、
「ふなねこが何とかしてくれるだろう」と思っていらっしゃるようです。

活動の主体は相談者ご本人。
ふなねこはあくまでも、皆さんのサポーターです。
本気で取り組まれる方を応援しています。

ご理解のほど宜しくお願い致します。
2012年12月03日 (月) | 編集 |
12月に入ってめっきり寒くなったせいか、参加者の数は20名ほどでしたが、
内容はとっても濃くて良いセミナーになりました

nyanpo12

最近では「地域猫活動なんて聞いた事がない」なんて方は
少なくなったように思います。

皆さん、一通り地域ねこ活動を理解してくださった上で
「もっと知りたい」「実践方法を知りたい」と言った感じで
参加されているように思いました。

____________________

セミナーで印象に残ったのは、
船橋市動物愛護指導センターT氏の講演。

「船橋行政は以前エサやり禁止をしていたが、
 まったく効果がなかったことを踏まえ、現在は地域ねこ活動を推進している」
「野良猫問題の解決方法は地域ねこ活動しかない」
「行政は野良猫を駆除したり、捕獲することは出来ない」

そうはっきり明言されていたことが、とても心強く感じました。

20121202nyanpo

センターとふなねこからの講演が終わった後は、
参加者からの相談受付です。

相談を受けて、この先「高齢者による多頭崩壊」や
「高齢者による野良猫繁殖→その後の飼育放棄」が、
今後、ますます増加し、この船橋市も例外でなく
危機的状況であることを強く認識しました。

ご近所にそのようなお宅がある皆さん!
そのお宅とコンタクトをとり、
早いうちの手術の実施を呼び掛け、協力してあげてください。

初動が遅くなれば遅くなるほど、問題は大きくなっていきます。
手術費用もどんどん膨らみます。

今年のセミナーは終わりです。
来年も何回か行なう予定です。

セミナーに足を運んでくださった皆様。
誠に有難うございました。
_________________

【余談ですが】

最近、小さい規模ですが地震が増えているように感じます。
(個人的感想です)

詳しい情報はこちらに。
(気象庁、地震情報)
http://www.jma.go.jp/jp/quake/


皆さん、家で飼っている動物や外で世話している猫のために
備えをお願いします。

不安を煽っているわけではありません。
当たり前の備えをお願いしているだけに過ぎません。

皆さん、宜しくお願い致します。
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