船橋市で地域ねこ活動を行っています。詳しくは本家HP「ふなばし地域ねこ活動」をご覧ください。
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2009年04月26日 (日) | 編集 |
ケース3の続きです。

現場=アパート付近、住宅密集地
Gさん=同じくアパートの横に住み、不定期に餌やり。
     86歳の高齢者。
     以前から餌やりのことで、住民に怒られていたが、
     ふなねこの住民への説得により、餌やりを黙認してもらう。
     決まった時間、場所、量の餌やりができないため、
     特例としてふなねこメンバーが、実際の活動に参加中。
_________________

アパート付近での一番の問題は、糞尿です。

ふなねこが着手する前から、糞問題がひどい地域でしたから、
Gさんの庭に、新たにトイレを作る効果のほどは未知数でしたが、
とにかくチャレンジしてみました。

kawasuna
ホームセンターで「川砂」を購入。
20~30キロほど入って、200~300円でした。

wc1
こんな風に使い古した猫トイレに入れてみたり

wc2
雨がよけられる場所であれば、
こんな風に砂を盛るだけでもいいです。

wc3
できるだけ多くの場所に設置しました。

効果は、100%ではありませんでしたが、
猫は砂や土を盛るだけでも、そこにする!という
結果が得られました。

NHKでは、このトイレにまたたびを撒くと
効果的だと報道していました。

毎日、砂や土を掘り返して、ふかふかにしないと
効果は継続しません。

臭いが気になるようなら、
バクテリン(安価です)やニオイノンノ(高価です)を
撒いてみるといいです。

バクテリンは、EM菌という微生物が臭いを分解しますし
土に良い成分なので、肥料作りにも活用されています。

ふなねこでは、安価で安全なバクテリンを進めています。

あと、臭い消しには、
粉末のバイオミックスも効きました。

*個人的な感想です。効果を保障するものではありません。
______________

さて、トイレも設置したし、
餌やりの管理もふなねこが関わることで
十分目が行きとどくようになりました。

メンバーは、餌を与えている時間に、
周辺の糞取りにまわっています。
Gさんの庭が草ボーボーになれば、
ノミも発生することから、草刈りも行っています。

ご近所からも「ゴミをあさらなくなった」
「鳴き声がなくなった」「仔猫が生まれない」という
感想をいただくようになりました。

糞に関しては、メンバーが居れば声をかけてもらい
拾いにいくようにしていますが、
「自分の庭にしているものは、自分で拾うし
 それが野良猫だもの、あきらめるわ。
 手術してくれて、管理もしてくれてありがとう」と
言ってくださる方もいます。

しかし、ずっと苦情を言い続けている
ある一人の方
だけからは、
今でも、苦情が入ります。

「猫をボランティアが持ち帰ってくれ」と。

地域で解決することが一番望ましい問題なのに、
住民の誰も手を上げないため、
ボランティアが地域問題解決のお手伝いをしているのですが、
そこを理解してもらえず、
野良猫はボランティアがなんとかしろ!と言われると
本当に悲しくなります。

こんな風で、日本は大丈夫かなと不安になります。
_____________

せっせせっせとメンバーが額に汗して、
活動していたGさんの現場。

そんな現場に、大きな問題が・・・


続く

g4

アパートに住む4匹の猫です。
(写真をクリックしていただくと拡大します)
この子たちに今、大きな問題が降りかかっています。
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2009年04月24日 (金) | 編集 |
住宅密集地にあるアパートに住むGさんに、
毎日決まった時間に、決まった量の餌やりをお願いし、
何日かに一回、餌を持参ながら、
ご近所の方に、Gさんや猫の様子を聞いていました。

しかし、Gさんはどうも・・・
渡された餌を、好きな時間(ひどいときは好きな日)に
好きなだけ餌をあげていたようです。

それでは、ゴミあさりが止むはずもありません。

Gさん宅の庭には、散らばったドライフードの山、山、山。
1~2kgの餌を、ドバーっと一気に与えていることも。

何度、餌の管理や掃除をお願しても、
改善される様子はありませんでした。
____________

しばらくの間、様子を見ていましたが、
どうも、Gさんに餌の管理や掃除は難しいようでした。

ご近所に相談して、餌やりをきちんとできる人に、
協力してもらうしかない・・・。

しかし、周りの住民は黙認はしても、
活動まではしたくないと言います。

ただただ、ふなねこに苦情を言い続けるだけでした。
_______________

そこで、やむなく
ふなねこメンバーとEさん(餌を投げていた人)とで、
毎日、午前に餌やりと餌の片付け、糞の始末を行い、
夜には、Gさんが決まった量を与えられるよう餌を小袋に入れ、
それを、小さな衣装ケースに入れて帰るという方法で、
続けていくことにしました。
_____________

Gさんは、86歳の一人暮らし。

猫が大好きで、猫が庭に遊びに来ると、
居酒屋でもらった魚の骨や
鶏のから揚げなどを、猫に与えていました。

それを、近所の人に咎められましたが、
猫がお腹を空かせている姿に耐えられなかったようで、
隠れて餌やりをしていたようです。

しかし、毎日魚の骨をもらえるわけでもないので、
餌をあげられない日もあり、
お腹を減らした猫はゴミをあさっていました。

それを見たEさんが、猫を不憫に思い餌を投げていたのでした。

Gさんは、猫に餌をあげるのが楽しみなのです。
身寄りもなく、一人暮らしで寂しかったこともあるでしょう。

そんなGさんから、猫と触れ合う楽しみを
奪いたくなかった気持ちもありますし、
この地域の協力者として、
残っていただきたかったこともあるので、
夜の餌やりだけはお願いし、
後片付けは、午前に出向いたメンバーが行うという方法を
ご近所の方に了承してもらいました。

そこで、毎日の様子をノートに残し、
メンバー+Eさんとで、密に連絡を取り合うようにしました。

毎日出向くことで、猫の様子や近所の状況を知るだけではなく、
Gさんの健康状態も把握することができるようになりました。

しかし、ふなねこメンバーが出向く現場の活動は、
本来の地域猫活動から、はずれているというジレンマもあります。

ボランティアが解決するのではなく、
地域住民の手で解決してこそ、地域力が高まるのです。

そんな地域は、猫の問題だけではなく
あらゆる問題を解決する力を持つようになると思います。

_____________

次回は、この現場で作ったトイレなどを紹介します。

続く
2009年04月22日 (水) | 編集 |
ケース3の②:
(前の記事ケース3の①の続きです)

現場=アパート付近、住宅密集地
Eさん=餌を投げ与えていた女性、ふなねこにSOS
Fさん=アパート横に住んで不定期に餌やりしてたが、  
     活動には健康上の理由で参加せず。高齢者。
Gさん=同じくアパートの横に住み、不定期に餌やり。
     86歳の高齢者。
     以前から餌やりのことで、住民に怒られていた。
______________

Eさんからの約束を取り付け、
ふなねこが行った活動は、以下の通りです。

①現場リサーチ(住民聞き取り調査)
②猫の個体数の確認(飼い猫の確認を含む)
③Eさん以外の餌やりさんの確認
④住民への活動主旨説明と協力要請
⑤①~④終了後に成猫の手術
       ↓
①の現場リサーチから浮かび上がってきたこと
住民からの情報、意見、苦情:
・ちくわやソーセージなど投げられていて困っていた
・ゴミあさりがひどい
・庭で糞尿される
・子猫が庭などで、たくさん死んでいた
・猫が多いから、小中学生なども来て餌やりしていて困る
・小中学生が、アパート前に座り込んだりして困る
・鳴き声がうるさい
・アパート付近に住む高齢の男性と女性が
 餌を不定期に与えているようだ
・アパート付近に以前住んでいた人が増やして引っ越した
       ↓
②猫の個体数の確認=成猫4匹(メスばかり)+子猫4~6匹
       ↓
③Eさん以外の餌やりさんは、
 住民からの情報によると、アパート横に住む
 ご高齢のFさん、Gさんが不定期に与えているとのこと。
       ↓
④活動の主旨説明と協力要請:

・活動の主旨を説明し、住民からの協力者を募ったが、
 皆「黙認はするが、活動はしない」との返事だった。

・Eさんは毎日アパートに来て、
 「餌やりと片付け」や「糞尿などの始末」は出来ないとのこと。
 ならば、このFさんGさんに協力してもらい、
 Eさんの寄付してくれるフードをご両人に渡し、
 定期的に餌を与えてもらうことで、
 ゴミあさりを軽減できるという説明を、
 アパート付近の住民と、FさんGさんに行った。

・Fさんは、毎日餌をあげることは無理というので、
 Gさんに、餌やりを依頼し、了承を得た。
 Gさんは、以前餌やりを住民から咎められていた経緯があるので
 安心して餌やりができるよう、付近の住民へ理解を求めた。

・えさ場はGさん宅の庭。
 賃貸であるため、餌やりすることを管理人さんに
 報告・了承を得た。

・Gさんには、えさ場の片付けも依頼した。

・Gさんにきちんと餌を与えてもらえるようになったので、
 Eさんには、餌やり(ちくわ投げ)をやめてもらった。

・小中学生がアパートに侵入することを防ぐために
 子供たちへのメッセージを、
 アパートに貼りつけてもらった。
     ↓
子供たちが猫を可愛がることは、とても良いことなので、
 子供の気持ちに配慮する内容のメッセージにしました。
 ただし、こういったメッセージに付け込んでくる捨て猫犯
 ここに猫を遺棄する恐れがあるため、
 子供だけに見える場所に、貼りつけました。)
     ↓
 メッセージ内容:「ねこをかわいがってくれるみなさんへ。
 ここのネコたちはちゃんとえさをもらっています。
 たくさんたべるすぎると、びょうきになってしまうし、
 えさをかたづけないと、きんじょのひとがこまります。
 ネコはおなかいっぱいなので、えさをあげなくても
 だいじょうぶです。あんしんしてね。」

     ↓
 結果、子供たちは自然と集まらなくなった。
 散らばった餌やゴミもなくなった。 

手術に関しては、本来であれば
 住民の協力(費用や搬送などの負担)で
 行われるのが一番望ましいが

 今回はEさんが、費用を負担してくれる旨を住民に説明。
 搬送は、住民やEさんからの協力を得られなかったため、
 特例としてふなねこが行った。

・Gさんはご高齢ということもあるので、
 糞尿の被害で困ったら、これも特例として
 ふなねこに連絡してくれたら、拾いに行くとした。
_____________

活動、その後の展開とあらたな問題:
成猫4匹すべてに対し、手術が完了しましたが、
子猫は1匹を残して、すべて死んでしまいました。
(残った1匹の子猫に対しても、手術完了)

しかし、住民から「ゴミあさりが減らない」という苦情
ふなねこに飛び込んできました。

早速Gさんに餌やりの状況を確認してみたところ、
なんとGさんは、もらった餌(ドライフード1~2kg)を、
もらったまま全部、一気に猫に与えていたようで、
次の日からの餌がなくなってしまうため、
餓えた猫が、ゴミを荒らしてしまうのでした。

86歳のGさんにとって、毎日決まった量の餌を与えることは
難しいようでした。

さてさて、どうするべきか?


続く

2009年04月21日 (火) | 編集 |
この「地域猫活動:ケース」シリーズでは、
実際に行われている活動を紹介していきたいと思います。

完全に解決していないケースもありますし、
うまく軌道に乗っているケースもあります。

いろんなパターンをご覧いただいて、
地域猫活動をやってみたい方や、実際に行われている方への
ヒントになれば幸いです。


*実際に活動を行っている現場名は、捨て猫や虐待防止のため
 伏せさせていただきます。
*コメント欄にて質問されてもお答えできない内容もあります。
 ご了承ください。
_________________

ケース:3の①

活動以前:
Eさんという御婦人が、
自宅からだいぶ離れたアパートにいる野良猫に対し、
不憫という理由から、餌を与えていました。

Eさんはアパート付近の住民から
餌やりをとがめられることを恐れ、ちくわやソーセージなど、
猫がパッと咥えて逃げられるものを、投げ与えていました。

しかし、Eさんがどんなに隠れて与えているつもりでも、
餌やりの事実は住民の知るところとなりました。

そうなると、こんな悪循環に陥ります。

①住民が、餌やりをやめさせるために監視しはじめる。
   ↓
②Eさんは、その住民の目から逃れるために、
 早々に立ち去れるよう、餌を投げる。
   ↓
③猫の食べ残しに住民激怒。監視の強化。
   ↓
④Eさんは住民を恐れるあまり、
 猫の様子に気を配ることもできず、
 子猫が知らず知らずのうちに、増えてくる。
   ↓
⑤子猫が増えて、被害増大。住民ますます激怒!
   ↓
  ①に戻る。
______________

活動開始:

困り果てたEさんは、「猫に手術してあげたい」と
ふなねこに協力を求めてきました。

手術費用と今後の餌代は、すべてEさんが持つと言います。

しかし野良猫問題というものは、
手術したら解決~!とは行きません。

Eさんに対し、ふなねこは以下のようにアドバイスしました。

・毎日の餌の片付け、糞尿の始末、手術、
 住民への活動主旨説明ができないようならば、
 自分の住む場所以外では、行うべきではないこと、
・餌を投げ与えてはイケナイこと、
・そこに住む住民に対して、地域猫活動を行ってもらうよう啓発・広報し、
 住民が活動を実践していくことが一番の解決方法であること、
・手術はもっと早く実施すべきだったこと

ふなねこが今後、この問題に関わっていく条件として
猫たちが安心して天寿をまっとうできるような環境作りまで、
Eさんも協力することを、約束してもらいました。

ふなねこに丸投げして、ハイ終わりでは困ります。

皆が協力して、住民と猫たちが安心して暮らせる環境づくりをする。
それが地域ねこ活動なのです。

続く
2009年04月20日 (月) | 編集 |
この「地域猫活動:ケース」シリーズでは、
実際に行われている活動を紹介していきたいと思います。

完全に解決していないケースもありますし、
うまく軌道に乗っているケースもあります。

いろんなパターンをご覧いただいて、
地域猫活動をやってみたい方や、実際に行われている方への
ヒントになれば幸いです。


*実際に活動を行っている現場名は、捨て猫や虐待防止のため
 伏せさせていただきます。
*コメント欄にて質問されてもお答えできない内容もあります。
 ご了承ください。
______________

以前このブログで紹介させていただいた「ある町会」のお話を
ケース2として、再投稿いたします。

______________

ケース:2
船橋市では、地域ねこ活動を
「町会として」取り組みはじめた地域があります。

その町会では、以前から「飼い犬による糞害」
悩まされていました。
犬の糞をなんとかせにゃならん!と考えていた町会長さんは、
住民の話を聞くことから始めました。

すると、あちらこちらから
「犬の糞もあるけど、野良猫や飼い猫の糞も多い」
「野良猫のほうが、庭に入って糞する」
「あの辺りでは、野良猫がたむろしている」など、
野良猫についての被害報告を受けました。

そこへ、その地区に住むCさんから、
「個人でTNRをしている。
しかし個人では限界がある。
地域ねこ活動を町会として取り組んでほしい。
隣に住むご年配のD婦人も個人で取り組んでいる、
年配の方には大きな負担だ。助けてあげて欲しい」

という要望書が、町会宛てに提出されました。

そこで初めて、町会長さんは、
ご年配のご婦人DさんやCさんが、
一生懸命野良猫を減らそうと、
不妊・去勢手術し、
ゴミあさりの軽減のために餌やりをしていることを知ります。

「こんな年配者やボランティアさんに、
そんな大変なこと(経済的、肉体的負担)を
いつまでも個人にさせていてはいけない。
町会として、なんとかせにゃならん」
と思うようになりました。

それと時を同じくして、町会長さんは
市民サポートセンターに貼り出された
「ふなばし地域ねこ活動」のチラシを目にします。

アクティブな町会長さんが、
ふなねこに、相談のメールを送ってくだったことで、
その後のお付き合いが始まりました。
__________________

町会長さんは、地域ねこ活動について本を読んだり
ネットで調べたり、自ら進んで学ばれました。

今では、ふなねこ定例会議に来る相談者の
良きアドバイザーとして、活躍していただいています。
___________________

ある町会長さんの思いから、
「地域ねこ活動」に発展していった経緯は、以下の通りです。

1、町会:野良猫アンケートの実施
【どこで、どのくらい、どのような被害を受けているか】
【野良猫について、どんな意識を住民が持っているか】
 などを、知るためアンケート用紙を全戸に配布、回収しました。

2、アンケート結果の集計をし、表面化しないところで
  野良猫の被害が及んでいることを把握。

3、野良猫に対しての意識を持ってもらうことと、
  町会として取り組んでいきたいことを住民に知らせる目的で、  
  地域ねこ活動についての記事を、
  会報に掲載全戸配布。

4、町会として、「野良猫相談会」を実施。

5、役員会議で、地域ねこ活動について協議。

6、役員会議にて採択、総会にて事業計画(地域ねこ活動)承認。


~町会としての地域猫活動へ~

1、TNRチーム主導による野良猫マップ作成
2、TNR(捕獲・搬送・リリース)餌やり、トイレの始末
  などの具体的な役割分担
3、手術代金に対する寄付金を募る(他バザーも予定)
4、TNRの実施
5、掲示板によるTNRについての広報(耳ピアスについても広報)


~活動の広がり~ 

そして、町会長さんは考えました。

「うちの町会でいくら頑張っていても、隣近所の地域が
 一緒に活動してくれなければ、いつまでたっても終わらない」
と。

そこで、隣の町会や町会(自治会)連合会に、
協力を依頼し、活動を広げています。
____________

活動の(成功の)ポイント:

住民のためを思い、野良猫被害を食い止めようと
立ち上がった町会長さんと、
積極的に活動しているボランティアさんが、
同じ町会に住んでいたことが、成功の大きな要因になっています。

町会長さんがどんなに活動を望んでも、
野良猫に対する知識や経験もある行動的な
ボランティアさんがいなければ、
活動を続けていくのは困難です。

そして、ボランティアさんが勇気を出して、
町会に協力を呼びかけたことも、
活動を広め、定着させるためには大事なことです。

ボランティアさんが町会に呼びかけ、
町会長さんが取り組む姿勢を見せたことで、
住民同士のコミュニケーションが活発化し、
「野良猫問題は、町会全体で解決すべき問題」として
認識することができたのだと思います。

TNRが完了した現在、
この町会には子猫の姿はありません。
そして町内の猫の数も、
2007年9月には20匹が確認されましたが、
2008年11月の調査では、13匹しか確認されていません。
地域猫活動は確実に成功しています。



buchi
*写真と文は無関係です。
2009年04月19日 (日) | 編集 |
この「地域猫活動:ケース」シリーズでは、
実際に行われている活動を紹介していきたいと思います。

完全に解決していないケースもありますし、
うまく軌道に乗っているケースもあります。

いろんなパターンをご覧いただいて、
地域猫活動をやってみたい方や、実際に行われている方への
ヒントになれば幸いです。


*実際に活動を行っている現場名は、捨て猫や虐待防止のため
 伏せさせていただきます。
*コメント欄にて質問されてもお答えできない内容もあります。
 ご了承ください。
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ケース1
活動場所:不特定多数の市民が行き来する公共の場所

活動のきっかけ:
Aさんが、そこに居る猫たちが、
増えては死にを繰り返している状況を知り、
なんとか地域猫活動をしてみたいと、ふなねこに相談。

ふなねこのアドバイス:
①現場のリサーチ
<猫の個体数の把握:野良猫データーの作成、写真撮影>
<餌やりさんの状況:何人か?誰が?どこであげている?>
<飼いネコは居ないか?>
②協力者の募集
③手術が済んでいないことが確認できる猫や
 飼い猫以外の猫は、どんどん手術を進めていくこと。
④行政への報告

ふなねこの協力
①その場所の所管(B課)への活動報告の同行
②捕獲のアドバイスと道具の貸し出し
③動物行政の所管である保健所への報告
④啓発パンフレットの提供
⑤近くにある協力病院の紹介
_______________

Aさんは、現場を毎日歩き回り、
その場所で長年餌やりをしている人に接触し、
手術を進めていきたいことや、
地域猫活動を行いたいことなどを、話してみました。

そうやって行くうちに、少しずつ協力者を得、
手術を進めていくことができました。

手術資金は、
Aさんや餌やりさんなどが出すこともありましたが、
活動を知った(そこを利用する)市民たちが
少しずつカンパしてくれるようになり、
多くのメス猫が、産みや育児の苦しみから解放され、
その場所で生まれる子猫は居なくなりました。
_______________

それらの活動を
①野良猫データー(分布状況:個体数:手術実績:写真)
②活動主旨
③収支報告書 にまとめ、
B課に①②を提出し、活動への理解を求めました。

糞場があれば、そこの場所を知らせてもらい、
ボランティアが糞拾いに行くことを約束しました。

B課は活動に対し、大いに理解を示したものの、
協働するまでには至りませんでした。

船橋市全体が地域猫活動を推進するようになれば、
この課の考え方も変わってくることと思います。
_____________

活動のポイント:
活動の第一歩は「現場を歩きまわって情報収集」
現場の状況やそこに居る野良猫については、
餌やりさんが、一番よく知っています。
餌やりさんの協力なくしては、活動は成り立ちません。

餌やりさんから、活動が口コミで広がり、
協力者が少しずつ集まりました。

siro
*写真と文は無関係です。

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