船橋市で地域ねこ活動を行っています。詳しくは本家HP「ふなばし地域ねこ活動」をご覧ください。
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2013年12月09日 (月) | 編集 |
12月1日のニャンポジウムは、
寒さのせいか、広報が少なかったせいか
はたまた12月と言う時期のせいか、
参加者は少なかったのですが、
ディープかつ大型の相談が舞い込み、
セミナーを行なって本当に良かったです。

セミナーで相談者にお会いできなければ、
それらの問題解決が先延ばしになってしまい、
ますます問題が大きくなっていた事が予想されます。

1つは「ひと気のない公園」での問題。
20匹以上は居るだろうとのこと。

活動が何とか軌道に乗るよう、
ふなねこがバックアップしていきます。

もう一つは「高齢者が猫を増やしちゃってる」問題。

たった1匹の母猫にエサを与え、手術をしないで来たら…
総勢12匹になってしまったとのこと。

(しかも母猫は行方不明…。子猫が子猫を生んで12匹です)

80代くらいのご夫婦が、どうにもできず
悩んでセミナーにお越しになりました。

TNRを進めていけるよう、ふなねこがバックアップしていきます。

neko
(写真と本文は無関係です)
__________________________________

【大問題の電話相談】

ある方からのご紹介で、
チャキチャキした話し方のQさんと言う方から相談を受けました。

「自宅の外と、仕事場でエサやりをしていて、
少しずつ手術は進めているけれど、全頭終わっていないので、
徐々にまた増えてきている。

自宅庭と仕事場どちらも手術したいので捕獲器を貸してくれ」


始めは「比較的簡単な相談かな?」と思ったのですが、
Qさんの状況を深く聞いてみると…。

①、車はない
②、アパート住まい
③、そのアパートの一室+外の物置+外のケージで、20匹以上の猫を飼育
④、今問題になっている母猫の子猫をまた数匹、ケージまたは家に入れる予定
⑤、子猫が馴れなかったら外に出す(数か月の保護)
⑥、ただいまご本人…60代半ば

言葉は悪いのですが…「ツッコミどころ満載」状態です。

まず①。
車がないと言う事は手術の搬送は誰がするのか?
と言う問題にぶち当たります。

それに対しては「ご近所や仲間に手伝ってもらってください」
と、お答えしました。
今までも手術してきた人なので、
そこはご自身でも問題にしていないようでした。

そして②、③について。

「アパートと言う事は、飼育不可ですよね?そこで20匹も飼育しているんですか?」
と言うコチラの一言で、Qさんの様子は一変しました。

「いや!アパートの中だけってわけでもなく、
 外の物置やケージで飼っているから大丈夫!」

・・・。

大丈夫!?大丈夫って何が!?

これは捕獲器を貸すだけという単純な話ではなく、
Qさんの猫に対する考え方から、話し合う必要があると判断しました。

「あのねQさん。
 飼育不可のところで飼ったら、いつ追い出されるかわからないよね。
 あと狭いところで20匹ってね、猫も相当ストレスだと思うんですよね。
 ケージに入れたら一生ケージなんでしょう?猫の幸せってなんだろうね?って話です。

 しかも外って、外にケージ置いているんですか?
 Qさん、もうね、猫を保護しないでください。

 猫の飼い方について、考えましょうよ。」


「そんなこと言ってたら、猫なんか飼えないよ!!!」

「あのね、そこを考えないようじゃ、猫飼っちゃダメだと思うよ。
 Qさん、6☓才でしょう?
 あと20年猫が生きたら、Qさんいくつ?」


「大丈夫!まだ仕事もバリバリやっているし、私は大丈夫!」

「そういってね、高齢者が飼育放棄してて大問題になってんの。
 みんな処分してくれってセンターに持ち込むんだよね。
 だからね、もうこれ以上保護しないで、地域ねこになるようにして欲しいんです」


「私はそんなことにならないから大丈夫!もういいわ!もう頼まない!」

「あのね、Qさんを責めているんじゃないんだよ。心配してんの。
 だってね、この後アパート追い出されたり、病気になったら、
 Qさんだって猫だって困っちゃうでしょ」


「もういいです!」

ガチャン

036_20131209140534227.jpg
(ちょっとここでクールダウン。
 …おわかりとは思いますが本文と写真はまったく関係ありません)

電話を切られてしまったので、
紹介者であるZさんに電話をし、
Qさんに、Zさんからもアドバイスするようお願いしました。

「このままではQさんが倒れてしまうし、
 倒れたら猫がどうなるかも予想できる。
 ご近所でも問題になっているはずだから、
 Zさんからも注意してあげてください」と。


Qさんは、今まで一人で頑張って
保護したりTNRしたりしてきたんだと思います。

(↑↑↑ ゆっくり話ができなかったので、あくまでも想像ですが)

だけど個人で活動するには限界があると思うのです。

(個人活動を非難しているわけではなく、現実的に誰にでも限界はあるという意味)

限界を超えた活動は、いつしか破たんし
猫に被害が及びます。

高齢者の飼育放棄が問題になっている一番の原因は、
高齢者自身の問題意識が低いことではないでしょうか。

高齢者にとって犬猫は心を慰める伴侶動物として、
家族として必要なことは重々承知していますが、
高齢者や人間側の都合ばかりを重視してもいけません。

犬猫はおもちゃじゃありません。

喜びや悲しみを感じる命なのです。


飼いきれるのか?世話しきれるのか?

できない?

ならば、どうしたらできるようになるのか?

誰かの手を借りたい?
ご近所?親族?ボランティア?団体?

ならば、みんなの意見も受け入れなければ。

自分だけの意見や都合に固執して、
せっかく差し伸べられようとする手を振り払ってしまったら、
誰も助けられません。

年配者に対して、失礼かとは思いましたが
意見させていただきました。

被害者はいつでも弱きものです。

ushi

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2013年07月29日 (月) | 編集 |
以前、飼い主が施設に入ってしまったために取り残された猫、
ロンちゃんの話を記事にしました。

~以前の記事はコチラ→「ひとりぼっちのロンちゃん」~

ロンちゃんはその後どうなったのか?
と言うご心配の声をいただきましたので、
ロンちゃんの近況(ふなねこFacebookに投稿している記事)を
ブログでも掲載したいと思います。

~以下、ふなねこFacebookより転載(修正有)~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ron1

この猫はロンちゃんと言います。

飼い主さんが認知症を患い、
ロンちゃんを置いて施設に入ってしまいました。

飼い主さんの御宅を出入りしながら、今も生活しています。

... 民生員さんからのSOSで、
ふなねこメンバーが週に一度餌やりをしに行きます。

民生員さんは週に何度か来て、
飼い主さんの家のネコトイレを清掃したり、餌やりをしているようです。

あとはご近所さんにエサをもらっています。

ロンちゃんは年寄り猫です。
ガリガリに痩せているのは、年のせいだと思います。

我が家に保護してあげたいけれど、
これ以上、経済的にもロンちゃんの保護は難しい…。
もちろん他のふなねこメンバーも保護はできない。


ただ救われるのは、ロンちゃんは自由に歩ける地域があること。
誰もロンちゃんを虐めない。地域猫になってる。

寒い日には逃げ込める家もある。
他の地域猫や野良猫からしたら、だいぶ恵まれてる。

以前のロンちゃんは、
帰らない飼い主さんを門の上に座って待っていました。

最近は飼い主さんは帰らないと悟ったのか、門の上に座りません。

ロンちゃん、また会いにくるよ。元気で。【7月23日】

ron2

【7月25日】

昨日の夜、近所の地域猫活動の現場にロンちゃんが来ました。

... 餌やりさんと私とで、ロンちゃんを家まで送りましたが、
またついてきて、また送る…を二回繰り返しました。

ついに帰らず、エサ場に座り込んだので、
他の猫たちにロンちゃんを任せて帰りました。

ロンちゃんは猫たちの輪に入らず去る事が多かったのですが、
なんとか混じれるようになりました。

とても良いおじいちゃん猫なので、他の猫からイジメは受けません。

ただ…おじいちゃん過ぎて?相手にもされません。
そこがちょっと可哀想ですが。

ron3

~その後…ロンちゃんは毎日のように近所のエサやりさんの
 地域猫活動現場(市の登録済み)に遊びに来るそうです。
_____________________

船橋市は順調に猫の殺処分数を減らしてきました。
そのことは以前、記事にしたことがあります。

しかし平成24年度の集計をしてみると、
殺処分の数が増えてしまっています。

船橋市は地域猫活動を推進し、活動を行うボランティアさんも着実に増えている。
それなのになぜ今、処分数が増えてしまったのか???

それは船橋市だけでなく、全国的に問題になっている
あの現象が原因ではないか?と、気が付いたのです…。

以下、次号にて。

ron4
【ロンちゃんの背中】
2012年08月28日 (火) | 編集 |
ある場所で、帰らぬ飼い主を待ち続ける
ロンちゃんという老猫が居ます。

ron

ロンちゃんの飼い主さんは、ご高齢で認知症のため
施設に入ってしまいました。

入所当時は、ロンちゃんのことを心配して
涙を流していたそうです。

今は…認知症が進み、
果たしてロンちゃんのことを覚えているかどうか不明です。


ロンちゃんの問題をふなねこにご相談されたのは
地域の民生員の方です。

「飼い主が入所してしまい、
 エサをあげる人が居なくなってしまった。どうしたらよいか…」
と言う相談でした。

飼い主さんには家族が居ませんでした。

___________________

この民生員の方は、
「ロンちゃんを保健所で処分するという方法は取りたくない」
ということで、なんとかロンちゃんの生きる道
模索してくださったのだと思います。

では、民生員や他人(近所の人等)が、
飼い主がこのようになってしまった犬猫を処分するために
センター(保健所)に持ちこむことは出来るのでしょうか?

船橋市、千葉市、千葉県本所センター
そして県の動物担当「生活衛生推進室」に、電話で確認してみました。

各機関とも本人等の承諾のない状態での引き取りはしないとのこと

この場合のように、家族の居ない飼い主さんが認知症になり、
猫の所有権を放棄出来ない(しない)場合、
民生員(他人)が飼い猫を勝手に処分することはできないと言う事です。

_____________________

以前にも記事にしましたが、
高齢者による飼育放棄や、飼い主の死亡によって
行き場を失う犬猫が続出しています。

自分たちは若いから…
自分たちは高齢者だけどまだまだ元気だから…
そうは思っていても、いつ何時なにが起こるかわかりません。

残された犬猫のために何が出来るか?

・飼育を引き継いでくれる人を見つけてお願いしておく。
・終生飼養してくれるネコ&イヌホームにお願いしておく。
・遺言書等の公的文書を残しておく。

そして何より大事なのが、
自分はこの犬猫を終生飼養できる年齢か、
飼育できる経済力・環境がそろっているのかを
見極めてから犬猫を飼うことです。

_________________

さて問題のロンちゃんですが…

ロンちゃんは、民生員やご近所の方にエサを貰いながら、
このままココで生きて行くことになりました。


ron3

*厳密に言えば…飼い主さんが所有権放棄してないので、
 勝手に新しい飼い主を見つけることはできません。
 しかし預かりのような状態であれば、飼育は可能だと思います。
 ロンちゃんを飼育しても良いと思われる方がいらっしゃいましたら、
 ふなねこまでご連絡ください。

犬猫の飼い主さん、
あなたの可愛い家族が、ロンちゃんのように路頭に迷わないよう
元気なうちに、「万が一の場合の行き先」を決めておいてください。

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